北國新聞 2014年12月31日 掲載

新年へ準備、大詰め 金沢市中央卸売市場 活気あふれ水産物止市

1年を締めくくる競りで、活気にあふれた場内=金沢市中央卸売市場

市中央卸売市場水産物部の止市(とめいち)は30日、同市場で開かれ、仲卸業者が正月用の鮮魚を買い求め、場内は活気にあふれた。

午前3時に競りが始まると、威勢のいい掛け声が響き渡り、県産のブリや甘エビ、カニをはじめ、全国から集まった鮮魚が次々競り落とされた。

止市の水産物入荷量は、鮮魚141・7トン、冷凍87・5トン、塩干(えんかん)24・7トンの計253・9トンとなり、前年とほぼ同じだった。石川中央魚市によると、卸値は例年に比べ、全体的に2割ほど安かったという。

水産物部の初市は1月5日午前3時半から行われる。

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